祈祷の構成方法 変わらない枠組みに日替わり部分を挿入する |
正教会の祈祷は、平日、祭日、斎などごとに固定された枠組みの間に、日替わりの要素を挿入して作ります。言ってみれば、定食屋さんのメニュです。毎日変わらないご飯とおみそ汁とコーヒーの間に日替わりのサラダとメインディッシュとデザートが入るという感じです。
主日あれば、時課経と奉事経による枠の中に、八調経のその週の調の日曜日の要素を差し込んで行きます。祭日の場合は祭日経から日替わり要素ががはいります。日曜日と祭日では組み合わせが少し異なります。
主日と祭日が重なれば、両方から日替わり要素を取ってきて差し込むので、スティヒラやトロパリは両方が読まれ(歌われ)祈祷は長くなります。