学びの会・神戸教会

 十月八日(月)、講師に豊橋教会のイサイヤ酒井神父様をお迎えして、「正教会の聖堂建築」をテーマに学びの会が行なわれた。
 当日は、聖セルギイ祭の聖体礼儀が午前十時より行なわれ、講師の酒井神父様、教区宗務局長イオアン小野神父様も神戸教会での聖体礼儀に参祷された。
 昼食会をはさんで午後一時より行なわれた学びの会には、神戸教会信徒の他、京都教会の信徒の方々も出席された。 酒井神父様は、正教会の聖堂建築の幾つかの様式や、聖堂の中の各部分の神学的意味を紹介された。また、各信徒は自分自身が、「神・聖神の生ける宮」であることに言及され、眼に見える私たちの聖堂と共に、霊的な「宮」を大切に護らなければならないことを説かれた。
 酒井神父様のアットホームで和やかな雰囲気に誘われ、時間いっぱい質疑応答が続いた。信徒たちは、朝から祈りと学びの良い教会祭日を過ごすことができ、神戸までご足労くださった酒井神父様には心より感謝申し上げます。(司祭ニコライ・ドミートリエフ記)