教区「学びの会」・広島信徒集会

 

 10月14日(月・祝)、定例の教区「学びの会」が、広島信徒集会と共に、広島市内にあるチサンホテルにて開催されました。いつも11月に行っている広島の信徒集会ですが、今年は、日にちと場所を変更し、且つ教区の「学び会」とタイアップした形で開かれました。出席者は広島、神戸、大阪、京都から集まり、全部で14名でした。

 最初にパニヒダ祈祷を行い、広島の信徒のために会計報告、経過報告などを行った後、休憩を入れて、京都教会のパウェル及川神父さまより「教会の格言・金言」と題してお話をいただきました。旧約聖書の格言集である「箴言」から、また福音書やパウェルの書簡、預言書などから30以上ものたくさんの「格言」を引用され、ひとつひとつ丁寧に解説されました。面白かったのは、それらとひとつひとつに対応する形で、似たような一般の格言を比較して説明された点です。例えば「爾の敵を愛せよ」に対して、西郷隆盛が言ったとされる「敬天愛人」という言葉を紹介され、西郷隆盛も聖書を読んでいたらしいと教えていただきました。

 質疑応答の後、しばらく歓談をし、信徒と同士の交流も深めることができました。