松山ロシア人墓地参祷
11月3日a@毎年同日に行われている正教会の墓参は、墓地保存会長・京口和雄先生のご協力のもと地元の方々も集まり執り行われているが、日時の都合もあり、今回の参加者は教会からも少なかった。当日、大阪教会の水口優明神父様に司祷を御願いし、彼等が故郷を離れて異国の地に倒れ、多くの者が正教会の祈祷により埋葬された如く、松山に眠る98名の為にパニヒダを献ぜられ記憶された。
また大阪の浜寺の墓地に於いても9月27日の午後にロシア人89名の記憶が為されている。この事は、政教分離に拘わらず、近年ロシアに於いても捕虜になった異教の日本人の墓地で、彼等の為にパニヒダが献ぜられ、その霊の安息が正教会で祈られている。