教区定例学びの会 名古屋

9月23日の祝日、名古屋教会では京都教会管轄司祭イオアン小野貞治神父を講師にお迎えし、「教区定例学びの会」が行われました。テーマは「アンチ・ダヴィンチコード」。小説や映画で評判になった「ダヴィンチコード」の背景にある、キリスト教ローマ帝国を成立させた亜使徒聖コンスタンティン大帝が帝国の支配のために都合の悪い伝承を闇に葬ってでっち上げたのが今日に伝わる新約聖書であり、「正統キリスト教」であるという仮説を、聖書学の様々な成果をふんだんに盛り込んで、いかに聖書学の常識とかけ離れた暴論であるかを、興味深くお話し下さいました。当日は名古屋・半田・豊橋・神戸から25名が参加し、終始熱心に聴講しました。