ぱんだね - 東方正教研究会 -
第 4 回 勉 強 会 の お 知 ら せ
信徒のみなさんの参加・聴講を歓迎いたします
日 時:2001年8月11日(土) 13:00〜17:30
場 所:名古屋ハリストス正教会
テーマ:金口イオアン聖体礼儀を読む
( 第3アンティフォン、小聖入、トロパリを挟んで「聖なる神」あたり)
1)使用テキスト
『奉事経』(日本ハリストス正教会刊),啓蒙礼儀を読みます。第三回勉強会
の続きから始めます。
テキストとして『奉事経』,『八調経』などから必要箇所を引用した
「主日聖体礼儀の祈祷文」冊子が用意されています。
郵送ご希望の方はマリア松島(maria@orthodox-jp.com)までご連絡ください。
送料込み500円です。当日お渡しの場合は300円となります。
「金口イオアン聖体礼儀」のギリシア語原典および外国語訳。英語,その他の外国
語訳をお持ちの方はそれをお持ちください
2)進め方
『奉事経』を基本テキストとして読み進み,必要な個所はギリシア語原典の表現を
参照して理解を進める。とくに祝文に着目しつつ聖体礼儀の真の意味を理解すること
をめざします。
3)準備など
基本テキストを熟読し前もって疑問の点を整理するなど予習を重ね,勉強会開催ま
でにメーリングリストで議論を煮詰めておくなど,勉強会の限られた時間を有効に使
うように配慮する。
4)参考文献(出版年は省略したものがあります)
(1)ニコラオス・カバシラス「聖体礼儀注解」,『中世思想原典集成3 後期ギリシ
ア教父』平凡社
(2)「十二使徒の教訓 ディダケー」,『中世思想原典集成1 初期ギリシア教父』
平凡社
(3)ユスティノス『第1弁明 キリスト教教父著作集1』教文館
(4)ヒッポリタス『使徒伝承』燦葉出版社
(5)エルサレムのキュリロス「洗礼志願者のための秘儀講話」 『中世思想原典集成2
盛期ギリシア教父』平凡社
(6)アンブロシウス『秘跡』キリスト教古典叢書 創文社
(7)ニッサのグレゴリオス「教理大講話」(第37章),『中世思想資料集成2 盛期ギ
リシア教父』平凡社
(8)Commentary on the Divine Liturgy, St
Vladimirs Seminary, 1997.
(9)A Commentary on the Divine Liturgy (by
Nicolaus Cabasilas), St. Vladimirs
Seminary, 1997.
(10)D. Drillock, The Divine Liturgy, St
Vladimirs Seminary, 1997.
(11)Monks of New Skete, The Divine Liturgy,
Monks of New Skete, 1988.
(12)Foteny Ninos, Divine Liturgy Analysis
Exegesis & Commentary, Light and
Life Publishing Company, 1987.
(13)ソコロフ(木村伊薩阿克訳) 『正教奉神礼』
正教会 明治24年(1891)
(14)アルセニイ(木村英吉訳) 『聖体礼儀解』
正教会 明治27年(1894)
(15)ゴーゴリ(北川貞行訳) 『聖体礼儀考』
正教会 明治28年(1895)
(16)松本高太郎編 『公祈祷講話』 正教会
明治34年(1901)
(17)鷲巣繁男 『イコンの在る世界』 国文社
1979