オンライン講座
正教聖歌の伝統
2020年8月開講
オンライン講座「正教聖歌の伝統」を開始しました。
もうひとつの柱は正教の音楽作りの伝統、「ことばを歌う」技です。正教聖歌は「ことば」が中心です。「ことばを歌う」「文章を歌う」技を磨きます。
その延長として、古い単音聖歌(単旋律聖歌)に親しみます。ビザンティンや古ロシアの「単音聖歌」(単旋律聖歌)には祈りの内容にぴったり合った美しいメロディがたくさんあります。ひとつの祈りの息となった単音聖歌は人の技を超えた美しさを顕します。
進め方としては月1回ぐらいの割合でビデオをYouTubeに公開し、将来的にはZoomを用いて、実習や質疑応答、歓談の機会を設けたいと思います。
すでに公開した第1回と第2回のビデオ講座のリンクはこちらです。
第1回 「昔ってどれくらい昔?」 https://youtu.be/zS5qU38Gaco
正教聖歌の原点は単音(単旋律)。近代ロシアの作曲家たちがアレンジした合唱曲のオリジナルメロディを紹介。
第2回 「使徒たちの時代」 https://youtu.be/MtoZQ1tEf4E
正教奉神礼には聖書の時代が生きています。正教徒なら誰でも知っているおなじみの所作ややりとりから聖書の時代の教会を見ます。(レジュメはこちら→02)